野々市市議会 > 2011-12-02 >
12月02日-01号

  • "財政調整基金繰入金"(/)
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  1. 野々市市議会 2011-12-02
    12月02日-01号


    取得元: 野々市市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    平成23年 12月 定例会(第6回)      ----------------------------- △開会・開議   12月2日午前10時01分開会                   出席議員16名     1番  西本政之議員      2番  中村義彦議員     3番  杉林 敏議員      4番  金村哲夫議員     5番  辻 信行議員      6番  川 哲郎議員     7番  早川彰一議員      8番  尾西雅代議員     9番  平野政昭議員      10番  土田友雄議員     11番  西田治夫議員      12番  大東和美議員     13番  村本道治議員      14番  田中昭一議員     15番  北村成人議員      16番  岩見 博議員      ----------------------------- ○議長(北村成人議員) ただいまから平成23年第6回野々市市議会定例会を開会します。 出席議員地方自治法第113条に規定する定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。      ----------------------------- △議長諸報告 ○議長(北村成人議員) 議事日程は、お手元に配付のとおりです。 地方自治法第121条の規定によって、本定例会の説明のため出席をする者及び委任を受けた者の氏名は、お手元に配付のとおりです。  出席を求めた者        市長        粟 貴章君                 教育委員長     北本 正君  委任を受けた説明員      副市長       田中 宣君                 教育長       村上維喜君                 総務部長      村井治郎君                 住民生活部長    村梶輝男君                 健康福祉部長    岡田晴彦君                 産業建設部長    太田譲二君                 教育文化部長    森元 裕君                 秘書課長      中村 彰君                 総務企画課長    小畠邦雄君                 財政課長      田中 滋君                 税務課長      澤村昭子君                 住民課長      橋本秀字君                 環境安全課長    寺尾庄司君                 広報情報課長    多田富喜男君                 しあわせ支援課長  絹川一也君                 介護長寿課長    東平公夫君                 保険年金課長    田淵 勤君                 子育てあんしん課長 山崎由治君                 保健センター所長  肥田千春君                 産業振興課長    半本智明君                 建設課長      小山 滋君                 都市計画課長    転正繁信君                 企業管理課長    野村祐一郎君                 上下水道課長    西村茂則君                 教育総務課長    今村 滋君                 学校教育課長    北 一也君                 生涯学習課長    下浦勝義君                 文化振興課長    山下久美子君                 スポーツ振興課長  今西孝一君                 会計管理者     井村敬子君                 監査委員事務局長  高橋賢一君 ○議長(北村成人議員) 平成23年11月22日付で、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟石川本部会長 北口吉治氏より、治安維持法犠牲者への国家賠償を求める意見書の提出を求める陳情が議長あてに提出されていますので、写しをお手元に配付をしておきました。      -----------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(北村成人議員) これから会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、6番、川哲郎議員、7番、早川彰一議員を指名します。      ----------------------------- △会期の決定 ○議長(北村成人議員) これから本定例会の会期についてを議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月16日までの15日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(北村成人議員) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から12月16日までの15日間に決定しました。      ----------------------------- △議案の上程 ○議長(北村成人議員) これより議案第79号から第96号までの18件及び諮問第5号の1件を一括議題とします。      -----------------------------提案理由の説明 ○議長(北村成人議員) 市長に提案理由の説明を求めます。粟市長。   〔市長(粟貴章君)登壇〕 ◎市長(粟貴章君) おはようございます。 早いもので、ことしも師走を迎え、何かと気ぜわしい時期となりました。 気象庁が先ごろ発表した北陸地方における3カ月予報によりますと、12月は平年同様、曇りや雨または雪の日が多く、来年1月は平年並み、2月は平年に比べ雪または雨が多いとのことでございました。 大雪の情報は出ておりませんが、本市では先月22日に除雪会議を開催し、この1日から除雪対策本部を設置し、雪害に対する備えと市民生活の安定のための体制を整えたところでございます。また、これまでもお願い申し上げておりますように、町内会や地域の皆様方のご協力もいただきながら効率的で迅速な除雪に努めたいと考えているところでございます。 それでは、議員各位におかれましては、全員ご健勝でご参集いただきましたことに感謝を申し上げ、提出いたしました平成23年度野々市市一般会計補正予算(第2号)を初めとする諸議案につきまして、その概要を説明申し上げ、あわせて市政運営について所信の一端を述べさせていただきたいと存じます。 野々市市になって記念すべき最初の議会定例会ということでございまして、まことに感慨深く感じているところであります。 まず、11月11日に野々市市となってから、きょうでちょうど3週間がたちました。町制から市制への移行もスムーズに進み、おかげさまで円滑なスタートを切ることができ、大変うれしく思っているところでございます。ここに、改めまして議員各位並びに市民の皆様に厚くお礼を申し上げますとともに、これから本格的な市政の執行が始まるわけでございまして、責任の重大さを痛感しているところでもございます。 これまでも申し上げておりますように、市制施行の実現が最終目標ではございません。財政を初め、本市を取り巻く環境は大変厳しいものがございますが、その中にあっても市民の皆様とともに市民の皆様の福祉の向上と地域の活性化、市政の発展を目指し、「安全で安心な、そして、いつまでも住み続けたい 魅力あふれるまちづくり」の構築に向け、市民の皆様の負託にしっかりとこたえながら、全身全霊で取り組んでまいりたいと思っているところでございます。 市議会の皆様にも、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げる次第であります。 さて、市制施行日であります11月11日は、あいにくの雨模様ではございましたが、早朝から開市式を初め、市民憲章除幕式タイムカプセル設置式東京野々市会関西野々市会による記念植樹式などさまざまなセレモニーが行われ、議員を初め市民の多くの皆様にご出席、ご参列を賜りました。午前11時から市文化会館フォルテで挙行いたしました野々市市市制施行記念式典には、石川県知事国会議員、そして遠路はるばるお越しいただきましたギズボーン市長を初め、県内各自治体の首長、議長のほか、市内外より多くのご来賓や市民の皆様方にご列席をいただき、厳粛にとり行うことができました。深く感謝を申し上げる次第であります。 式典オープニングの1番目として、フォルテ大ホールのスクリーンにもその模様を生中継し、皆様にごらんいただきましたように、市制施行記念エコバルーンリリースが多くの市民の皆様のご参加、ご協力によりまして、市内7つ小中学校において行われました。 えふえむ・エヌ・ワンの電波に乗せた野々市小学校児童たちのカウントダウンにより、午前11時ちょうどに、一人一人が思いを込めて文字や絵を入れた5,000個の風船が野々市の大空に舞い上がりました。児童生徒や教職員、保護者の皆様方、そして地域の皆様方の熱い思いが天まで届いたものと思っております。また同時に、市内に祝福の花火も響き渡り、新たな野々市の歴史の幕開けを感じた次第であります。 引き続きオープニングでは、野々市市出身の三國浩平さんの作曲、指揮によります「カメリアファンファーレ」、そして「序曲カメリア」を野々市明倫高等学校野々市中学校布水中学校吹奏楽部の皆さんに演奏していただきました。本市の船出にふさわしい、すばらしい楽曲に感動をいたした次第であります。 また、野々市市商工会青年部による「野々市市民が描く理想の市(し)への思い」を布に記入していただいた巨大タスキの伝達式や、野々市市指定無形民俗文化財であります野々市じょんから踊りの披露など、華やかで盛りだくさんのオープニングとなりました。 式典では、市制記念特別表彰で、市制に至るまで格別のご苦労をいただいた安田前町長をおねぎらい申し上げた後、多くのご来賓の方々より過分なお祝いのお言葉と激励をちょうだいいたしました。式の終わりには、連合町内会長の音頭で声高らかに「野々市市 万歳」を行い、記念すべき式典を締めさせていただきました。多くの皆様方から、「感動した」「とてもいい、心に残る式典であった」などとお褒めのお言葉もちょうだいいたしました。本当にありがたく思っており、喜びにたえないところでございます。 また、市民の皆様によってすばらしい市制施行日になったと。そしてまた、野々市市の誕生を祝う市民共有の時間として記憶に残る一日となったことと思っているところでもございます。再度改めまして、関係者の皆様方、そして市民の皆様方に深く感謝を申し上げる次第であります。 さて、この秋、特に記念式典前後には、市制施行を記念いたしまして多くの催し物やイベントのほか、野々市町としては最後となります表彰式も行われました。 まず、10月9日には、電柱の地中化が完了した本町通りを会場に北国街道・野々市の市(いち)が市制施行を記念して開催されました。この催しは住民の皆さんが事業主体となって行われたもので、歩行者天国となった本町通りでは地元商店などの屋台や手づくりのお店が並び、じょんから踊りの町流しや野菜みこし、獅子舞などが華やかに披露されました。 10月16日の日曜日には、第30回を迎えた野々市じょんからの里マラソン大会市制記念事業として開催され、過去最多の1,347人のランナーにご参加をいただきました。 市制施行記念として、10月29日から11月13日まで特別に開催期間を拡大して開催をいたしました2011ののいちマナビィフェスタでは、子どもフェスティバルを初め、芸能民謡祭や音楽祭、野々市の今昔を比較したののいち今昔写真展美術協会展文化財特別展など、数えますと40以上もの多彩な行事、イベントが市民の皆様のお力によって行われました。中でも、今回初めて130名による野々市市民合唱団が結成され、「ハレルヤ」や、客席の市民の皆様と一緒に「もみじ」や「ふるさと」を合唱するなど、フォルテ大ホールは美しい歌声に包まれておりました。 マナビィフェスタ期間中の11月3日、文化の日には、野々市町としては最後の表彰式がカメリアで行われ、町表彰者34人、1団体、教育委員会表彰者18人、引き続き行われました文化協会体育協会の表彰式では35人、6団体の皆様がそれぞれ受賞されました。ここに、改めまして野々市の発展に寄与されました受賞者の皆様方のご功績とご功労に対し、深く敬意を表するものでございます。 先週末の11月26、27日には、野々市市誕生記念「BIG APPLE in NONOICHI 2011」が開かれました。コンサートでは、野々市市誕生を記念して、世界屈指のジャズギタリスト、井上智さん作曲の「NONOICHI SWING」という曲が市に対しプレゼントされ、当日は井上さん自身にも演奏していただき披露されました。本当にありがたく思っているところでございます。 そのほかの記念事業といたしましては、イオン御経塚店での「野々市市誕生PRポスター展」を初め、「野々市くらしとしごとを良くする会、野々市産業戦略会議設立記念シンポジウムや、JAXA宇宙航空研究開発機構共同事業による「コズミックカレッジin野々市」、NHK「ごきげん歌謡笑劇団」の公開録画、「安全安心まちづくりを考える市民の集い」など数多くの市制施行記念行事が開催されました。 小中学校におきましても、記念事業としてエコバルーンリリースのほか、全校児童生徒の顔写真によるメッセージボードの作成や音楽会や図工美術展も開催され、市制施行日には、地産地消の献立による給食や記念のハーブせんべいも提供されたところでございます。 また、11月16日から25日にかけまして、児童生徒と市長によるフォーラム事業「なに?なに?教えて、市長さん!」と題しまして、市内7小中学校児童生徒との間で野々市市の将来について活発に意見交換を行ってまいりました。 さらには、各種団体民間企業におかれましてもさまざまな行事やイベント、そして記念セールなどが行われ、市制施行のPRなどにご協力をいただきました。 まさしく市民協働によって、この市制施行が市民全体で祝うことができたと実感いたしているところでもございます。ここに厚くお礼申し上げる次第であります。 これからの予定でございますが、今月の22日には市制施行記念交流会in東京の開催を初め、年度末にかけまして市民劇団による演劇の上演や野々市歴史イベント記念映画祭、そして椿まつりの開催など、市制施行を記念した行事、イベントがこれからも開催される予定となっておりますので、どうか市民の皆様におかれましては、今後も大いにご参加、ご来場いただき、お楽しみいただければと思っているところでございます。 次に、新しいナンバープレートの交付についてでございます。 原動機付自転車などにつける新しいナンバープレート市制施行日の11月11日から交付いたしております。新しいナンバープレートは、既に皆様ご承知のとおり、プレートの形は楕円形で野々市市の頭文字の「N」をかたどり、市の花木の「ツバキ」をあしらったデザインとなっております。11月末現在で43枚が発行され、うち34枚が野々市町ナンバーからの交換によるものとなっているところでございます。 さて次に、北陸鉄道石川線に関しての状況につきましてご報告をさせていただきます。 8月末から会員募集を行ってまいりました本市における北陸鉄道石川線利用促進を考える市民の会の会員は11月末現在で300名を超え、9月30日には、沿線であります金沢、白山、内灘、野々市の住民組織による石川線・浅野川線利用促進連絡会が設立され、利用促進を図っているところであります。 一方、厳しい経営状況の中、最低限の安全確保のための施設整備につきましては、今年度から創設された国交省補助事業地域公共交通確保維持改善事業」を活用し、国及び県からの支援を受け事業者が実施しているところでありますが、11月30日、北陸鉄道から平成24年度の安全確保のための施設整備については、国、県に加え、沿線自治体からも支援を受けたいとの依頼がございました。本市といたしましても利用者の安全を第一と考え、沿線自治体として真摯に対応していきたいと考えているところでございます。 今後、沿線にとって重要な足と言える公共交通の安全を確保しつつ、事業者、住民、行政が連携して利用促進を推進するとともに、国、県、沿線自治体が一体となって、広域で地域公共鉄道のあり方について協議を行っていく所存であります。 さて、ことし3月の東日本大震災から9カ月を迎えようとしています。 被災地の自治体では復興計画の策定と実現に昼夜を惜しまず奮闘しておられますが、600年に一度とも、1000年に一度とも言われている大津波の甚大な被害からの復興の道筋がいまだはっきりと見えてはこないようであります。 消防車や救急車などの多くの緊急車両が津波で流され、被災地ではその代替車の確保に苦慮されているとお聞きしておりましたことから、先月29日、本市の第2分団で使用していましたポンプ車の新規入れかえに伴い、不要になりました旧車両を福島県新地町へ寄贈いたしました。本市では役目を終えたポンプ車ではございますが、新地町の皆様の復興や火災発生時の不安の解消につながれば幸いでございます。 次に、粟田・新庄地区のお子さんが主に通う粟田保育園についてでございます。 粟田保育園は、昭和50年に野々市町立第6保育所として開園し、現在まで時代の変化に合わせ修繕や改築等を行ってまいりましたが、老朽化が著しく子どもたち安全確保が難しくなってきております。また、粟田・新庄地区は市外より転入される世帯も多く、保育園への入園を希望される方も毎年ふえております。その解決策といたしまして、新あわだ保育園の新築工事を粟田5丁目地内において来年3月より開始し、平成25年4月の開園を目指しております。 この新あわだ保育園につきましては、行政コストと住民への福祉サービスの提供のバランスを考慮し、安全・安心なよりよい保育ができるよう民間法人による建設及び運営を図ることとしており、また、核家族化の進行により下校後にひとりきりで過ごす小学生も年々増加してきており、放課後の児童の安全を確保する必要があることから、放課後児童クラブを新保育園に併設する予定でございます。 次に、民間資金活用のいわゆるPFIの手法により建設を予定いたしております(仮称)野々市市小学校給食センターの進捗状況でございます。 現在稼働中の給食センターの隣地に建設を予定いたしており、今年度中に入札準備を開始し、来年6月ごろには事業者の選定を行い、平成26年2学期から市内全小学校に給食の提供ができるようにしたいと考えているところでございます。 PFIによる新給食センターの建設、運営については、市内の小中学校に通うすべての児童生徒に必要な栄養素をバランスよく取り入れた“おいしい給食”を安全・安心に提供するため、民間事業者の創意工夫と豊富なノウハウが生かせると考えております。 次に、ご要望がございましたJR野々市駅と公立松任石川中央病院を結ぶシャトルバス路線についてでありますが、来年の3月より実験運行を実施したいと思っております。この路線の運行計画等につきましては現在調整中でございますが、文化会館と市役所を経由するルートを予定しており、現在運行中のコミュニティバス「のっティ」とあわせ、市民の方々の足として大いに利用していただければと思っております。 それでは、本定例会の提出案件につきまして順次ご説明を申し上げます。 議案第79号から議案第82号までの4件は、平成23年度各会計の補正予算でございます。 まず、一般会計補正予算(第2号)についてでございますが、歳入においては、市税や地方交付税児童手当及び子ども手当特例交付金のほか、各種事務事業に係る国県支出金などについて決算見込みや交付額の決定に伴う調整を行う一方、歳出においては、あわだ保育園の新築工事福祉事務所設置に伴う生活保護費など扶助費、布水中学校の生徒増による校舎改修費、そのほか各種事務事業の確定に伴う不用額、精算額などの調整を行うものでございます。その結果、歳入の増額と歳出の減額との差し引き額につきましては、財政調整基金繰入金の減額により収支の均衡を図るものでございます。これにより、歳入歳出それぞれ3億5,858万9,000円を追加し、予算総額を155億3,491万4,000円とするものでございます。 次に、土地取得特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 今回の補正は、公営住宅用地取得のための借入金に係る利率が、入札の結果、当初の想定利率を大幅に下回ったことにより調整を行うものでございます。歳入歳出それぞれ467万円を減額し、予算総額を3億6,333万円とするものでございます。 次に、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 今回の補正は、決算見込みに伴う保険給付費や療養費などの増額及び国庫等返還金等とともにシステム改修に係る委託料の所要額を計上するもので、このことに見合う国庫負担金や交付金などの調整、システム改修に係る費用として特別調整交付金の増額及び前年度決算に係る繰越金の計上を行うもので、歳入歳出それぞれ1億1,536万円を追加し、予算総額を43億1,036万円とするものでございます。 次に、下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 今回の補正は、国庫補助金等の確定に伴う補正を行う一方、歳出においては、公共下水道事業費や前年度決算に係る申告消費税の確定等に伴い、歳入歳出それぞれ1億357万6,000円を減額し、予算総額を18億3,642万4,000円とするものでございます。 議案第83号は、10年間の計画期間として新年度からスタートを予定いたしております野々市市第一次総合計画基本構想の策定についてでございます。 平成13年3月に策定しました総合計画21は、今年度をもってその計画期間を満了いたします。これまで私たちは総合計画21を指針とし、「共有と連携のまちづくり」を理念として開かれたまちづくりを進めてまいりました。このたび、総合計画21に定められておりましたまちづくりの理念や方向性、そして得られました成果を受け継ぎ、さらに充実した市政運営を行うため、野々市市第一次総合計画基本構想を策定することについてご提案するものでございます。 この新しい総合計画は、策定審議会や作業部会の皆様を初め、パブリックコメントの際にいただきました多く皆様方からのご意見、ご提言などを踏まえて策定してまいりました。計画の策定に際しご尽力を賜りました皆様方に対し、この場をおかりいたしまして心からお礼を申し上げます。 でき上がったこの総合計画の内容はもちろん重要でございますが、計画策定に当たって多くの市民がかかわり、ともにつくり上げてきたその過程についても、これから市民との協働によるまちづくりを目指していこうとする本市にとって非常に有意義なものであったと思っているところでございます。 新しい総合計画の正式名称は「野々市市第一次総合計画」とし、「ともに創る ともに育む」というサブタイトルをつけさせていただきました。本市に生活するすべての「のゝ市人(ののいちびと)」の力を結集することによって市民とともに野々市市を創り、育んでまいりたいという思いを込めたものでございます。そして、この総合計画の内容に基づき、本市が持つ地域資源を発掘することによって、魅力があふれ、人々が集いにぎわうまちづくりを議会の皆様を初めとする市民の皆様とともにつくり上げてまいりたいと思っているところであります。 また、この基本構想には、10年後の将来都市像を「人の和で 椿十徳 生きるまち」と定めております。市民と行政がともに力を合わせて自立したまちづくりを進めるとともに、「野々市らしさ」とは何か、何であるべきかを考え続け、市内外の皆様に広くお知らせすることにより、本市に住んでみたい、住み続けたいと思ってもらえるよう野々市の魅力を高め、市民満足度の最大化を目指してまいりたいと思っているところでもございます。 つきましては、野々市市第一次総合計画のうち基本構想につきまして、議会の議決すべき事件に関する条例第2条の規定に基づきご提案申し上げ、議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第84号野々市市部制条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 11月11日に市制施行となり、新たな業務のための対応が既に始まっているところでございますが、今後ますます多種多様となる市民要望にこたえるため、組織の見直しが不可欠と考えております。ついては、平成24年度に向け、機構改革を進めていくに当たり、まず部のあり方について検討してまいりました結果、一部名称を変更すること及び業務の所管がえが適当であるとの結論に至り、部制条例の一部改正をご提案するものでございます。 次に、議案第85号は、野々市市防災会議条例の一部を改正する条例でございますが、市制施行により、「白山石川広域消防本部」の名称が「白山野々市広域消防本部」に変更となったことに伴う条例の改正でございます。 次に、議案第86号野々市市税条例の一部を改正する条例についてでございます。 今回の改正は、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律等の施行に伴う寄附金控除関連及び軽自動車税の納期を変更するため市税条例の一部改正を行うものであり、このことについて議決を求めるものであります。 次に、議案第87号野々市市学校給食センター設置条例の一部を改正する条例についてでございます。 太平寺地内にございます簡易運動広場の一部を民間企業に売却するに当たり、売却用地の面積及び境界線確定のため、広場及び隣接する学校給食センター、弓道場の地番に変更が生じたことにより、改正を行うものであります。 議案第88号は、野々市市体育施設条例の一部を改正する条例についてでございます。 今回の改正は、野々市市スポーツランド水泳プールの使用に際し、年間利用券を発行し、施設利用者の利便性の向上を図ること、また、先ほども申し上げましたように、太平寺地内の簡易運動広場の一部を民間企業に売却したことによる体育施設の名称の変更を行うものでございます。 次に、議案第89号野々市市道路占用料条例の一部を改正する条例についてでございます。 市管理の道路における道路占用料は、道路法施行令により道路の所在地が市と町村では区分が異なることから、市制施行に伴い、道路占用料の額について、道路法施行令を準用し道路占用料の改正を行うものでございます。 次に、議案第90号野々市市建築基準条例についてでございます。 平成24年4月1日から、石川県からの権限移譲に伴い、特定行政庁として建築確認業務等を開始することとなります。これに伴い、石川県告示「石川県建築基準条例の適用除外区域の指定」において野々市市の区域が指定されることから、新たに条例を制定するものであります。 次に、議案第91号野々市市開発行為の規模を定める条例についてでございます。 現在、石川県において事務を行っています開発許可などにつきまして、特定行政庁の業務開始とあわせ事務移譲される予定となっております。これに伴い、石川県の事務処理の特例に関する条例のうち、都市計画法及び法の施行のための規則に基づく事務を野々市市が処理することとなることから、新たに条例を制定するものであります。 次に、議案第92号市道路線の廃止及び議案第93号市道路線の認定につきましては、関連がございますので一括してご説明を申し上げます。 今回の認定は、位川地内及び矢作3丁目地内における開発行為に伴い新設される路線を市道として認定を行うものであります。また、廃止については、認定を伴う市道路線の見直しによるものでございます。1路線の廃止及び3路線の認定につきましては、それぞれ道路法の定めにより議会の議決を求めるものでございます。 議案第94号から議案第96号につきましては、関連がありますので一括してご説明いたします。 いずれも、地方自治法に基づき設置され、野々市市が構成団体の一員となっている石川県市町村職員退職手当組合、石川県町村議会議員公務災害補償組合、石川県市町村消防賞じゅつ金組合、以上3つの一部事務組合について、構成団体の「野々市町」が「野々市市」となったことなどにより、規約の変更を行うものでございます。 続いては、諮問第5号人権擁護委員の推薦についてであります。 委員の皆様には、日ごろより人権思想の普及、高揚に努めていただいているところであります。 平成24年3月31日に、押越1丁目88番地、西野沙知子さんが任期満了を迎えますが、人格・識見ともに高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い理解をお持ちでいらっしゃることから引き続き推薦いたしたく、議会のご意見を求めるものであります。 最後に、寄附採納についてでございますが、別紙のとおりのご寄附をいただきました。また、市制施行に際し、数多くのお祝いの品もいただきました。非常に厳しい経済状況の中、これらのご厚意に心から感謝とお礼を申し上げ、ご報告させていただきます。 以上、提出いたしました諸案件につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重にご審議の上、適切なるご決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。      ----------------------------- △質疑及び討論の省略 ○議長(北村成人議員) お諮りします。ただいま提案されました諮問第5号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについては、人事に関する案件につき、この際、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(北村成人議員) 異議なしと認めます。よって、諮問第5号につきましては即決することに決定しました。      ----------------------------- △表決
    ○議長(北村成人議員) これより表決を行います。 諮問第5号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについてを採決します。 本件は、これを適任と認めることに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(北村成人議員) 起立全員です。よって、諮問第5号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求める件は、これを適任と認めることに決定しました。      ----------------------------- △議案の上程 ○議長(北村成人議員) これより議会議案第14号から議会議案第20号まで、以上7件を一括議題とします。      -----------------------------提案理由の説明(議会議案第14号~議会議案第20号) ○議長(北村成人議員) 議会議案第14号について、提出者に提案理由の説明を求めます。4番、金村哲夫議員。   〔4番(金村哲夫議員)登壇〕 ◆4番(金村哲夫議員) 意見書を朗読し、提案理由の説明にかえます。             免税軽油制度の継続を求める意見書 これまで農家の経営に貢献してきた免税軽油制度が、地方税法の改正によって、2012年(平成24年)3月末で廃止される状況にあります。 免税軽油は、道路を走らない機械に使う軽油については軽油引取税(1リットルあたり32円10銭)を免税するという制度で、農業用の機械(耕運機、トラクター、コンバイン、栽培管理用機械、畜産用機械など)や船舶、倉庫で使うフォークリフト、重機など、道路を使用しない機械燃料の軽油は、申請すれば免税が認められてきました。 免税軽油制度がなくなれば、いまでさえ困難な農業経営への負担は避けられず、軽油を大量に使う畜産農家や野菜・園芸農家をはじめ、農業経営への影響は深刻です。制度の継続は、地域農業の振興と食糧自給率を向上させる観点からも有効であり、その継続が強く望まれています。 以上から下記の事項について強く要望します。                記 免税軽油制度を継続すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  衆議院議長殿  参議院議長殿  内閣総理大臣殿  総務大臣殿  財務大臣殿  農林水産大臣殿  内閣官房長官殿                          石川県石川郡野々市町議会 平成23年12月2日 提出  野々市市議会議長 北村成人殿                   提出者  野々市市議会議員  金村哲夫                   賛成者  野々市市議会議員  杉林 敏                           〃      早川彰一                           〃      土田友雄                           〃      川 哲郎                           〃      岩見 博                           〃      大東和美 議員各位におかれましては、本意見書案を慎重に審査の上、可決されますようお願いいたします。      ----------------------------- ○議長(北村成人議員) 議会議案第15号について、提出者に提案理由の説明を求めます。8番、尾西雅代議員。   〔8番(尾西雅代議員)登壇〕 ◆8番(尾西雅代議員) 意見書を朗読し、提案理由の説明にかえます。         「子ども・子育て新システム」の撤回を求める意見書 政府は、本年7月29日の少子化社会対策会議において「子ども・子育て新システムに関する中間とりまとめ」を決定し、「平成23年度中に必要な法制上の措置を講じることとされている税制抜本改革とともに、早急に所要の法律案を国会に提出する」との方針を示した。 新システムの導入は、保育現場に市場原理が持ち込まれることになり、児童福祉法の自治体の保育実施義務をなくすなど、福祉としての保育制度が維持されないことや、保護者の負担増につながる制度見直しとなるなどの懸念があり、国の責任で福祉として行われてきた保育制度の根幹が大きく揺らぐ恐れがある。また、新システム導入に必要な約1兆円の財源は明確になっておらず、現状では新システム導入は極めて不透明な情勢となっている。このままでは、平成24年度からの保育施設がどのような方向性になるか明確でなく、保育現場での無用な混乱や不安に拍車がかかることとなる。 よって、国におかれては、以下の項目について早急に実現を図り、誰もが安心して使用できる保育制度を維持・拡充されることを強く要望する。                記1 「子ども・子育て新システム」について、財源的な見通しが立たない中での移行は困難であり、「今年度中の法律案提出」との方針を撤回すること。2 保育制度の見直しにあたっては、保護者及び保育現場等の意見を十分尊重し、現行制度の一層の充実を図るなど慎重に検討すること。3 来年度予算編成に向けて「安心子ども基金」の拡充等、保育の充実に向けた地方の創意工夫が生かされるよう所要の措置を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  衆議院議長殿  参議院議長殿  内閣総理大臣殿  総務大臣殿  財務大臣殿  厚生労働大臣殿  内閣府特命担当大臣(少子化対策)殿  内閣官房長官殿                          石川県石川郡野々市町議会 平成23年12月2日 提出  野々市市議会議長 北村成人殿                   提出者  野々市市議会議員  尾西雅代                   賛成者  野々市市議会議員  西本政之                           〃      西田治夫                           〃      村本道治                           〃      川 哲郎                           〃      岩見 博                           〃      大東和美 議員各位におかれましては、本意見書案を慎重に審査の上、可決されるようお願いいたします。      ----------------------------- ○議長(北村成人議員) 議会議案第16号について、提出者に提案理由の説明を求めます。11番、西田治夫議員。   〔11番(西田治夫議員)登壇〕 ◆11番(西田治夫議員) 意見書案を朗読し、提案理由の説明にかえます。         介護職員処遇改善交付金事業の継続を求める意見書 平成24年4月の介護報酬の改定に向け、厚生労働省の社会保障審議会介護給付費分科会で審議が行われているところである。超高齢社会を迎えて、介護を担う介護職員の不足は深刻であり、処遇改善の必要性が社会問題化した平成21年度には、麻生内閣によって介護職員処遇改善交付金事業が創設されたところであるが、この事業は平成23年度末で終了する予定である。 現在、国では来年度の介護報酬改定にあたり、この介護職員処遇改善交付金事業を継続するのか、処遇改善に相当するものを介護報酬に組み込むのかが検討されているところである。 しかし、介護職員の処遇は、いまだ改善の途上にあり、離職者が依然として高い状況が続いている。引き続き職員の処遇改善は、切実な課題である。 よって、国会及び政府におかれては、介護職員処遇改善交付金事業を、平成24年度以降も継続するよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  衆議院議長殿  参議院議長殿  内閣総理大臣殿  総務大臣殿  財務大臣殿  厚生労働大臣殿  内閣官房長官殿                          石川県石川郡野々市町議会 平成23年12月2日 提出  野々市市議会議長 北村成人殿                   提出者  野々市市議会議員  西田治夫                   賛成者  野々市市議会議員  辻 信行                           〃      早川彰一                           〃      土田友雄                           〃      田中昭一                           〃      岩見 博                           〃      大東和美 議員各位におかれましては、本意見書案を慎重に審査の上、可決されますようにお願いをいたします。      ----------------------------- ○議長(北村成人議員) 議会議案第17号について、提出者に提案理由の説明を求めます。16番、岩見博議員。   〔16番(岩見博議員)登壇〕 ◆16番(岩見博議員) 意見書案を朗読し、提案理由の説明にかえます。   看護師等大幅増員と夜勤制限で安全・安心の医療・介護の実現を求める意見書 長寿世界一を誇る日本の医療は、長年にわたる社会保障費抑制政策のもとで、医師、看護師などの懸命な努力によって支えられてきた。 しかし、医療現場は、長時間・過密労働に加え、医療技術の進歩や、医療安全への期待の高まりなどで、看護職員などの労働環境は厳しさを増し、離職者も多く深刻な人員不足で、努力だけでは限界にきている。 安全・安心の医療・介護実現のために、看護師など夜勤交替制労働者の大幅増員と労働条件の抜本的改善は不可欠であり、医療・社会保障予算を先進国並みに増やし、国民が安心して暮らしていける制度が求められている。 よって、国におかれては、安全・安心の医療・介護の実現へ、下記の対策に取り組まれることを強く要望する。                記1 看護師などの夜勤交替制労働者の勤務条件の改善を図ること。2 医療・社会保障予算を先進国(OECD加盟国)並みに増やし、医師、看護師、介護職員等を大幅に増やすこと。3 国民(患者・利用者)の負担を減らし、安全・安心の医療・介護を実現すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  衆議院議長殿  参議院議長殿  内閣総理大臣殿  総務大臣殿  厚生労働大臣殿  内閣官房長官殿                          石川県石川郡野々市町議会 平成23年12月2日 提出  野々市市議会議長 北村成人殿                   提出者  野々市市議会議員  岩見 博                   賛成者  野々市市議会議員  中村義彦                           〃      尾西雅代                           〃      村本道治                           〃      田中昭一                           〃      大東和美 議員各位におかれましては、本意見書案を慎重審査の上、可決されますようよろしくお願いいたします。      ----------------------------- ○議長(北村成人議員) 議会議案第18号について、提出者に提案理由の説明を求めます。1番、西本政之議員。   〔1番(西本政之議員)登壇〕 ◆1番(西本政之議員) 意見書を朗読し、提案理由の説明にかえます。        地方消費者行政に対する国の実効的支援を求める意見書 現在、国による地方消費者行政の充実策が政府で検討されていますが、地域主権改革の議論が進む中、国の役割・責任が不明確となることが懸念されます。 もとより地方自治体が独自の工夫・努力によって消費者行政を充実させることは当然ですが、消費者行政に対する地方自治体の意識や体制には格差があります。加えて、地方自治体が担っている消費者行政の業務の中には国全体の利益のために行っているものも存在します。現在、国からの支援として地方消費者行政活性化交付金、住民生活に光を注ぐ交付金が存在しますが、いずれも期間限定の支援に留まっています。 したがって、国は地方消費者行政の充実のために継続的かつ実効的な財政支援を行うべきです。以上の趣旨から、下記の項目について速やかに実施するよう強く要望します。                記1 国は、地方自治体の消費者行政の充実に確実につながるよう、地方消費者行政活性化基金などの延長も視野に入れつつ、一定の幅を持たせながらも使途を消費者行政と明示した継続的かつ実効的な財政支援を行うこと。2 身近で専門性の高い消費生活相談窓口を設置するために、国は、あるべき相談窓口の姿について一定の目安を提示するとともに、都道府県と市町村とが広域的に連携して相談窓口を設置する方策など、地方自治体にとって利用しやすい制度枠組みを提示すること。3 消費者が安心して相談できる消費生活相談窓口の充実・強化を図るため、相談を担う専門家である消費生活相談員などの専門職任用制度の整備を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  衆議院議長殿  参議院議長殿  内閣総理大臣殿  総務大臣殿  財務大臣殿  内閣官房長官殿  消費者及び食品安全担当大臣殿                          石川県石川郡野々市町議会 平成23年12月2日 提出  野々市市議会議長 北村成人殿                   提出者  野々市市議会議員  西本政之                   賛成者  野々市市議会議員  金村哲夫                           〃      西田治夫                           〃      土田友雄                           〃      田中昭一                           〃      岩見 博                           〃      大東和美 議員各位におかれましては、本意見書案を慎重に審査の上、可決されますようお願いいたします。      ----------------------------- ○議長(北村成人議員) 議会議案第19号及び議会議案第20号について、提出者に提案理由の説明を求めます。12番、大東和美議員。   〔12番(大東和美議員)登壇〕 ◆12番(大東和美議員) 意見書案を朗読し、提案理由の説明にかえます。 議会議案第19号      国民生活の安心と向上を図る各種基金事業の継続を求める意見書 安心社会を構築するため、子育て支援の強化などに対する各種基金制度が設けられ、地方自治体における迅速かつ柔軟な取り組みに対して支援が行なわれてきました。しかし、こうした基金事業の多くが今年度限りで終了します。 特に、下記に掲げる基金については、多くの関係者から事業継続を求める声が上がっております。国民生活の安心と向上を図る上からも、こうした基金および基金事業を継続するよう、政府に強く求めます。                記一、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例基金   地方自治体における子宮頸がん予防ワクチン、Hibワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種事業を財政支援する基金であり、ワクチン接種について予防接種法の対象疾病に位置付け、継続するための法制化を求める。一、障害者自立支援対策臨時特例基金   障害者自立支援法の施行に伴う事業者の経過的な支援を行なうため、平成18年度から20年度までの特別対策として実施し、その後、既存事業の拡充や新たな事業を盛り込み、今年度末まで延長されている。来年度以降も、新体系移行後の事業所支援やグループホーム等の設置補助などが必要であり、基金継続によって柔軟な支援をすべきである。一、地域自殺者対策緊急強化基金   地域における自殺対策の強化を図るための基金として、電話相談窓口の充実など地方自治体における具体的な取り組みに活用されており、こうした取り組みを切れ目なく支援するため、継続かつ基金の積み増しが必要である。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  衆議院議長殿  参議院議長殿  内閣総理大臣殿  厚生労働大臣殿  文部科学大臣殿  内閣官房長官殿  内閣府特命担当大臣殿                          石川県石川郡野々市町議会 平成23年12月2日 提出  野々市市議会議長 北村成人殿                   提出者  野々市市議会議員  大東和美                   賛成者  野々市市議会議員  辻 信行                           〃      早川彰一                           〃      土田友雄                           〃      川 哲郎                           〃      岩見 博      ----------------------------- ◆12番(大東和美議員) 次に、 議会議案第20号        防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書 国の防災基本計画には、2005年に「女性の参画・男女双方の視点」が初めて盛り込まれ、2008年には「政策決定過程における女性の参加」が明記されました。この流れを受け、地域防災計画にも女性の参画・男女双方視点が取り入れられつつありますが、具体的な施策にまで反映されているとは必ずしも言えません。 中央防災会議の「東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会」が、平成23年9月28日にとりまとめた報告においても、防災会議へ女性委員を積極的に登用し、これまで反映が不十分であった女性の視点を取り入れることへの配慮が盛り込まれています。 よって、政府におかれましては、防災会議に女性の視点を反映させるため、以下の項目について速やかに実施するよう強く要望します。                記 地方防災会議へ女性委員を積極的に登用するため、都道府県知事や市区町村の長の裁量により、地方防災会議に有識者枠を設けることを可能とする災害対策基本法の改正を速やかに行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  衆議院議長殿  参議院議長殿  内閣総理大臣殿  総務大臣殿  内閣官房長官殿  防災担当大臣殿  男女共同参画担当大臣殿                          石川県野々市市議会 平成23年12月2日 提出  野々市市議会議長 北村成人殿                   提出者  野々市市議会議員  大東和美                   賛成者  野々市市議会議員  中村義彦                           〃      尾西雅代                           〃      岩見 博 議員各位におかれましては、本意見書案を慎重に審査の上、可決されますようお願いいたします。      ----------------------------- △閉議 ○議長(北村成人議員) 以上で本日の日程は全部終わりました。 再開は12月9日午前10時とします。 本日はこれで散会します。  午前11時10分散会┌―――――┬―――――――――――――――――――――――――――――――┐|招集年月日|           平成23年12月2日            |├―――――┼―――――――――――――――――――――――――――――――┤|招集の場所|           野々市市議会議事堂           |├―――――┼―――┬――――――――――――――┬―――┬――――――――┤|開閉会日時|開 会|平成23年12月2日午前10時01分|議 長|  北村成人  || 及び  ├―――┼――――――――――――――┼―――┼――――――――┤|宣告   |閉 議|平成23年12月2日午前11時10分|議 長|  北村成人  |├―――――┼―――┴┬―――――┬――――┬――┴―┬―┴―――┬――――┤|     |議席番号|氏  名 |出欠の別|議席番号|氏  名 |出欠の別||出席及び ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤| 欠席議員| 1  |西本政之 | ◯  | 9  |平野政昭 | ◯  ||     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤|     | 2  |中村義彦 | ◯  | 10  |土田友雄 | ◯  ||出席16名├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤|     | 3  |杉林 敏 | ◯  | 11  |西田治夫 | ◯  ||欠席 0名├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤|     | 4  |金村哲夫 | ◯  | 12  |大東和美 | ◯  ||     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤|     | 5  |辻 信行 | ◯  | 13  |村本道治 | ◯  ||     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤|凡例   | 6  |川 哲郎 | ◯  | 14  |田中昭一 | ◯  ||◯は出席 ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤|▲は欠席 | 7  |早川彰一 | ◯  | 15  |北村成人 | ◯  ||×は不応招├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤|     | 8  |尾西雅代 | ◯  | 16  |岩見 博 | ◯  |├―――――┴―――┬┴――――┬┴――――┴―┬――┴――┬――┴――――┤|会議録署名議員  | 6 番 | 川 哲郎  | 7 番 | 早川彰一  |├―――――――――┴――┬――┴―┬―――――┴―┬―――┼―――――――┤|職務の為出席した者の氏名|事務局長| 高見重任  |書記 | 源野喜啓  |├―――――┬――――――┴┬―――┴―――┬―――┴―――┼―――――――┤|     |市長     | 粟 貴章  |建設課長   | 小山 滋  ||     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|     |教育委員長  | 北本 正  |教育総務課長 | 今村 滋  ||     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|     |副市長    | 田中 宣  |       |       ||     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|     |教育長    | 村上維喜  |       |       ||     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|     |総務部長   | 村井治郎  |       |       ||     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|地方自治法住民生活部長 | 村梶輝男  |       |       ||第121条├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|により説明|健康福祉部長 | 岡田晴彦  |       |       ||のため出席├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|した者の職|産業建設部長 | 太田譲二  |       |       ||     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|     |教育文化部長 | 森元 裕  |       |       ||     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|     |秘書課長   | 中村 彰  |       |       ||     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|     |総務企画課長 | 小畠邦雄  |       |       ||     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|     |財政課長   | 田中 滋  |       |       ||     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|     |住民課長   | 橋本秀字  |       |       ||     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤|     |しあわせ支援 | 絹川一也  |       |       ||     |課長     |       |       |       |├―――――┴―――――――┴―――――――┼―――――――┴―――――――┤| 議事日程・会議に付した議件・会議の経過 |    別紙のとおり     |└―――――――――――――――――――――┴―――――――――――――――┘...